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2015年2月18日水曜日

PC/スマホの青色光が目に与えるかもしれない悪影響

パソコン・スマートフォン・ipadなどの液晶画面から出るLEDの青色光(あおいろこう)が、青色光網膜傷害(目の疲れや睡眠リズムの乱れ)など、健康に影響を及ぼすおそれがあるとして調査される。青色光・ブルーライトとは何なのか?どんな悪影響が出る可能性があるか?防止法などあわせてまとめます


パソコンやスマートフォンなどの液晶LED画面から出る青色の光が、目の疲れや睡眠リズムの乱れなどに影響を及ぼすおそれがあるという。
青色光は、目に対する負担が大きい
パソコン・携帯電話の画面などからは赤・黄・緑・青など様々な光が放射されている。
ほかの色の光と比較した場合、青色は特に負担が大きい。
長時間見ると網膜に炎症が起きる恐れ
青色光網膜傷害=長時間、青色光を見ることによって起こる網膜損傷・炎症などのこと。
睡眠のリズムが乱れることもある
青色の光は太陽の光にも含まれているため、
夜に浴びると体内リズム・自律神経機能が狂ってしまう可能性がある。
皮膚への生理的ダメージ
▼青色光が目に影響を及ぼす理由


青色の光は、有害な紫外線の次に波長が短く、高エネルギーを持っている。

青色の光は、特に高エネルギーを持っている
高エネルギー=眩しい強い光であるということ。
青い光は、反射しやすくまぶしさ・ちらつきの原因になる。

人の目は青色を感じにくい
特に青色LEDは、明るく見えないため瞳孔が開いたまま網膜に強く当たるので、
気付かぬうちに目に強い光を入れている可能性がある。
色が青くなくても、比較的強い青色光が出ている
白色LEDの光には、青色成分が含まれる割合が高いという。
眼性疲労の原因になっている可能性
《眼性疲労の原因》

青色光成分が多いLED液晶ディスプレイの場合、文字や写真のにじみとして現れる。
このにじみにピントを合わせようと瞳孔を収縮させる毛様体筋が絶えず働いてしまう可能性がある。


▼対策
PCなどでの作業では、定期的に目を休めよう。
意識して「まばたき」をする
パソコンの「輝度」をおさえる
1時間おきに目を休める
保護用のメガネ・フィルターを使用してみる
PCを目より低い位置に置く
ウィンドウの背景色を白からグレーに変える
寝る前には画面を見ない
寝る前は、紙の本を読む方が睡眠への影響が少ない。
紙の本を読むときは、読書灯の光は本のページに当て、直接光源を見つめることはないため。
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